the-phantom-of-the-opera

2005年に公開されたミュージカル映画『オペラ座の怪人』 。原作はガストン・ルルーの同名『オペラ座の怪人』ですが、ミステリーというよりロマンスを描いたミュージカル映画。

舞台は19世紀パリ。ファントムの仕業とされる奇妙な事件が続くオペラ座で、リハーサル中の事故により主演の代役を務めることになったクリスティーヌ。喝采を浴びたのも束の間、彼女はファントムに連れ去られてしまい…という話。

以前から興味があった作品で、原作も一応持っているのですか未読のままでずっとタイミングを逃していましたが、先日ようやくDVDで見ました。

ミュージカル映画なので、音楽は良いし(特にファントムのメインテーマ)歌も凄いのですが、どうしてもミステリー要素を求めてしまっていた部分もあり、そこまでの感動はありませんでした。ファントムもそこまで魅力的には思えず、ミステリアスな印象よりもむしろ稚拙な印象を受けてしまいました。

おそらく、「オペラ座の怪人」そのものよりも、本作をモチーフとした他の作品からの印象が強く、結果的に本編に触れるタイミングが遅すぎたのかなと思います。シャンデリアいつ落ちるんだ?ばかり気になってしまった。。そう考えるとちょっともったいないことをしたような気が…。

ちなみに、ファントム役のジェラルド・バトラー、クリスティーヌ役のエミー・ロッサム、監督のジョエル・シュマッカーともに名前を知らず、調べてみても他作品はほぼ見たことがなかったです。