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2017年公開のアメコミヒーロー映画『ワンダーウーマン』。公開当初に映画館で観たかったのですが、結局行けずじまいでようやく見ました。

アマゾン族の女性だけが住むセミッシラの王女ダイアナ。秘かに戦士になる訓練を積んでいると、ある日、島に外の世界からスティーブ(イギリスの諜報員)が迷い込む。彼の話を聞くうち、戦争の首謀者こそがアレスと確信したダイアナは、平和のために戦うことを誓う。ダイアナはアレスを倒して世界を平和にすることができるのか…という話。

ダイアナは至って真面目なのですが、神話と現実世界がごちゃまぜになっているので全体的にスティーブと話が噛み合わず、コミカルな感じになっています。また、ダイアナ(ガル・ガドット)もかっこいいというよりかわいい感じなので、余計に緊迫感がなくゆるーい印象を受けました。アクションも派手ではないですが、様になっていて見ていて飽きないです。

スティーブが最後に言った「僕は今日を救う。君は世界を救え。」というセリフがかっこよかった。

最初、プロローグの意味がわからなかったのですが、エピローグを見てからもう一度見ると繋がります。「ウェイン産業」に見覚えがあるなと思っていたら、つい先日見た『バットマン ビギンズ』のブルース・ウェイン(バットマン)の会社でした。ダイアナに写真を送ってくれた人物はブルース・ウェインですね。

よく知りませんでしたが、この『ワンダーウーマン』は、バットマンと同じ世界として描いたクロスオーバー作品の一つだそうです。引き続き、ガル・ガドット主演でワンダーウーマン2の公開が予定されているようなので(2020年?)、それも楽しみです。

ちなみに、ガル・ガドットはイスラエル出身の女優さんで、18歳の頃に兵役の経験があり、役作りにもその経験が活きたそうです。ワイルドスピードシリーズにも出演しているらしい。