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一年数ヶ月振りに映画館へ行きました。観たのはシャーリーズ・セロン主演のスパイ物『アトミック・ブロンド』。圧倒的なビジュアルで、シャーリーズ・セロンが出ているから観たと言うべき作品です。

舞台は冷戦末期の1989年。ベルリンに潜入していたイギリスの諜報員が殺害され、各国機関のスパイが記されたリストが奪われてしまう。リストを奪還すべく、イギリスのMI6に所属するロレーン(シャーリーズ・セロン)はベルリンへ赴きミッションを開始。イギリス、ソ連、アメリカ各国の狙いが交錯する中、ロレーンは任務を遂行することができるのか…という話。

シャーリーズ・セロンがかっこいい

クールな衣装に目立つブロンドヘア。それでいてめちゃくちゃ強いロレーン。まさにシャーリーズ・セロンのために用意された役かと思うくらい、ハマり役でした。『イーオン・フラックス』とはまた違う美しさがあります。アクションは迫力があって、変に銃でドンパチするだけでもなく、妙にリアルでした。

ストーリーはスパイ物らしく複雑でわかりにくい部分もあり、一度観ただけでは理解できないですが、難しいことは考えずに単にロレーンの強さと美しさを観るだけでも十分だと思います。ラストは驚きもありいい終わり方でした。

この映画は音楽にもこだわりがあるらしく、80年代の洋楽があらゆる場面で流れてきます。雰囲気は合っているように感じましたが、映画館の音響のせいもあってか、音が大きすぎて少し邪魔になっていました。もう少し落ち着いて見れたらよかったなと思います。

ロレーンのキャラクターが立っているので、シリーズ化してくれると嬉しい。