battleship

2012年公開のSF映画『バトルシップ』を観ました。太陽系外の惑星に通信を送ると、5機の宇宙船が地球にやってきて、演習中の海兵とバトルが始まるという映画です。冒頭の場面でチーズブリトーが食べたくなる!

ダメ男だった主人公のホッパーが、兄のおかげで海兵に入り、大尉となって成長していく物語でもあります。アメリカ軍だけが活躍するわけではなく、各国の海兵が協力するところがいいです。ちなみに、日本代表のナガタ役は浅野忠信でした。

見どころは物語の後半に集中していて、大ベテランの海兵たちが登場するシーンは『アルマゲドン』の名場面を彷彿とさせます。バトルシーンはあまりSFっぽくないですが、戦艦「ミズーリ」で戦う場面は逆に雰囲気があってよかった。登場する戦艦や空母は実在する物らしいです。

この映画最大の突っ込みどころはエイリアンだと思います。中途半端なヒト型で、装着しているパワードスーツはほぼアイアンマン。エイリアンの戦艦は大きくて迫力がありますが、エイリアン自体はあまり強くなさそうでした。

ユニバーサル・ピクチャーズ100周年記念作品として作られた映画だそうですが、本格的なSFとして見るよりも、コメディ的な感覚で観たほうがいいと思います!