高橋慶太郎さんの漫画『ヨルムンガンド』を読みました(全11巻)。アニメでも少し観たことがありましたが、面白かったです!
武器商人のココ・ヘクマティアルと、少年のヨナ。そしてココの私兵たちが共に世界を旅する話です。仲間たちも知らないココの「計画」と、仲間一人ひとりに焦点を当てたエピソードが魅力。
敵キャラも魅力的で、最終巻まで飽きることなく読めました。終わり方も連載開始当初から決めていたらしく、きれいにまとまっていてよかったです。これくらいの巻数で終わる漫画はいいですね!
人に焦点を当てた物語構成
主人公が武器商人なので、世界中の紛争地域を訪れては戦闘シーンが出てきます。国を渡れば暗殺者に狙われ、そのたびに超優秀な私兵たちが大活躍。毎回のように派手な銃撃戦が繰り広げられます。
ただ、描写はそれ程グロくないので大丈夫でした。どちらかと言うと人に焦点を当てた物語構成になっているので、キャラクターの心情に意識が向きます。
印象に残っている話
暗殺部隊「オーケストラ」との戦いが印象的でした。チナツのキャラクターもいいし、ルツとレームがオーケストラを倒す場面がなんとも。
アールやワイリの話もよかったし、ココの「計画」が次第に明らかになっていく展開は興奮します。ちなみに、「計画」に関してはキャスパーの見解に同意です。
アニメ版も観たくなった
最初の数話と最終話は観た記憶がありますが、途中はちゃんと観ていなかったので、改めて観たくなりました。Amazonプライムで配信してくれないかなー。オープニングもかっこよかった記憶があります。曲名がアンダーシャフトなのも意味があるんですね。