10年前の2008年に出版された、勝間和代さん訳の『史上最強の人生戦略マニュアル』。起きていることはすべて正しく、自分に責任があることを認めれば人生が変わる。という、なかなかストイックな考え方を教えてくれる本です。
久しぶりにサラッと読み返してみましたが、やはりいい本だと思います。上述した考え方と合わせて、いいなと思ったポイントは以下のとおりです。
- 起きていることはすべて正しい
- 人生の責任は自分にある
- 認めないと変わらない
- 過去の出来事をどう解釈するかは選択できる
- 許すことで自分自身が解放される
また、本の帯にも書かれていますが、万人に共通する10の特徴もわかりやすい。
P.74より
- すべての人がいちばん恐れるのは、「拒絶される」ことである
- すべての人がいちばん必要としているのは、「受け入れられる」ことである
- 人を動かすには、相手の自尊心を傷つけない、もしくは、くすぐるようなやり方をとらなければならない
- 人は皆ーー例外なしにーーどんな状況にさしかかっても、「自分はどうなるのだろう?」という不安を、少なくともある程度は抱く
- 人は皆ーー例外なしにーー自分にとって個人的に大事なことを話したがる
- 人は、自分が理解できることだけに耳を傾け、自分の中に取り入れる
- 人は、自分に好意を持っている人を好み、信じて頼る
- 人はしばしば、はっきりとした理由もなく行動する
- 上流階級の人の中にも、料簡の狭いつまらない人間がいる
- すべての人にはーー例外なしにーー「外面」がある。あなたは、その仮面の向こうにあるものを見なくてはならない
あまりプラスの印象は受けませんが、事実として人にはそういうところがあるな、という感じです。中でも 1, 2, 6, 7 はそのとおりだと思います。8もよくわかります。
ちなみに、僕が社会人になったのは2006年で、この本が出版された2008年頃はよくこういった自己啓発的なビジネス本を読んでいました。そのきっかけは、この本の訳者でもある勝間和代さんだったりします。当時はいろいろと影響を受けました。懐かしい。