無性に観たくなって、スパイダーマン1〜3を観ました。1は昔観たことがあったけど、2と3は初めて。3作ともサム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演。
『スパイダーマン』
大学生のピーター・パーカーが、研究所に見学に行った際に蜘蛛に噛まれてしまい覚醒。叔父が強盗に殺されてしまったことをきっかけに、正義のため力を使うことを決意。一方、ノーマン・オズボーンが実験用サンプルを自身に投与し、グリーン・ゴブリンと化す。そして、二人の壮絶な戦いが始まる。という話。
トビー・マグワイアの演技が光っているというか、雰囲気がものすごくピーター・パーカーのキャラクターに合っていて良い。単純に、ピーターがスパイダーマンになって活躍するシーンを楽しめる映画!グリーン・ゴブリンもいい感じの悪役っぷりでおもしろい。
『スパイダーマン2』
スパイダーマンとして活躍するピーター・パーカー。でも周囲にその秘密を打ち明けることができず苦悩する毎日。そんなある日、尊敬する科学者オットー・オクタビアスが実験中の事故でドック・オクと化してしまう。人工知能に制御され悪事を働くドック・オクに、悩めるスパイダーマンは勝てるのか。という話。
ピーターの心情が痛々しく、それでも正義のために立ち向かう姿に感動!葛藤しながらも自分に正直に生きることを選び、心身共にますます強くなっていくピーターがかっこいい。シリーズ3部作の中で一番好きです。メリー・ジェーンはちょっと調子が良すぎる気がするので、いまいち笑。そういえば、ドック・オクってアロンソ(F1ドライバー)に似てるよね。
『スパイダーマン3』
正直に生きることで生活がうまく行くようになったピーター。しかし、ノーマン・オズボーンの息子であり親友のハリー・オズボーンが「ニュー・ゴブリン」となって襲ってきたり、新たな敵「サンドマン」が登場。ピーターも謎の生命体に侵食されて「ブラック・スパイダーマン」になってしまい、どうなるの。という話。
2とは打って変わって、調子に乗りまくるピーター・パーカー。その豹変ぶりが酷くて、トビー・マグワイアの演技力すごいな!って思う映画です。ブラック・スパイダーマンの登場はいいけど、ストーリーはいまいちでした。ただ、「許す」というテーマはよかった。
この後、さらに3部作が作られる予定だったそうですが、サム・ライミ監督が降板。代わりにもう一度新しくスパイダーマンを作ろうということで、監督もキャストも変わって「アメイジング・スパイダーマン」に続いたようです。2まで出ているのでとりあえず観てみる。