岡崎琢磨さんの『珈琲店タレーランの事件簿』を読んでみました。

ビブリア古書堂が流行ってからこういうタイトルの本が増えたような気がするので、同じような感じかなと思っていましたが、珈琲店タレーランの事件簿はミステリーというよりラノベっぽいですね。

バリスタをはじめとするキャラクターは良いと思ったんですが、いかんせん謎要素が薄かったです。どちらかと言うと恋愛事情が中心な印象を受けたので、ミステリーとは思わずに読んだほうが楽しめそうです。

ただ、コーヒーを豆から挽いて飲むのは美味しそう。いつもお湯を入れるだけの簡単スタイルで飲んでいるので、たまには本格的な飲み方をしてみたいなと思いました。とはいえ、コーヒー好きの人が読めば楽しめる本かというと、そうでもない気がする。やっぱりラノベかなー。