wolvarine-zero

マーベルヒーローが集結するアベンジャーズを観たので、次はX-MENシリーズの『ウルヴァリン : X-MEN ZERO』を観てみました。コスチュームを着ていないのが微妙だなーと思っていましたが、それも気にならないくらい惹き込まれてしまいました。ヒュー・ジャックマンかっこいいですね!

ミュータントの能力を持っていたジェームズ(後のローガン)が、父親を殺されたショックから覚醒。その後、同じくミュータントの兄ビクターと共に軍人として活躍し、謎の組織に勧誘される。そこでアダマンチウムを体内に埋め込まれてさらに強くなることに成功するが、組織の陰謀に気づき逃亡。ローガンとして恋人のケイラと共に平和な生活を送っていたが、ビクターにケイラが襲われ、復讐のために再び組織に近づく。そこで真相を知り、組織との壮絶な戦いが始まる。というストーリー。

ローガンが記憶を失うまでが悲しすぎる

コスチュームを着ていないことについて調べると、ローガンは記憶喪失なのでそもそも正体を隠す必要もないという記載を見かけたので、この映画を見る前から記憶喪失になることだけは知っていました。

幼いころに目の前で父親を殺され、恋人を兄に殺され、でも恋人は実は生きていて組織の一員だったことが判明し(ビクターと共に組織の一員だった)、せっかく敵を倒したのにアダマンチウムを頭に打ち込まれて記憶を失い、最期に自分を庇って死んでしまった恋人のこともわからなくなってしまう。

もうちょっとで泣きそうになりました。組織と戦うときに協力してくれたレミー・ルボーの俳優がテイラー・キッチュじゃなかったらたぶん泣いてた(先日観たばかりの『バトルシップ』の主演で、途中からそれが気になって仕方なかった笑)。

中盤の何気ないシーンが重要だった

ローガンとケイラが平和に暮らしているときに、車で橋を渡ろうとすると邪魔な車が停まっていてちょっとしたトラブルになるシーンがあります。何のシーン?と思って見ていましたが、これが後になってケイラの秘密を知る重要な場面だと気づいて驚きました。こういうさり気ない所に伏線があったのが面白かった。

デッドプールとサイクロップスが登場

組織のメンバーにウェイド(ライアン・レイノルズ)が居て驚きました!後のデッドプールです。映画『デッドプール』とはウェイドの設定が違っていますが、日本刀を巧みに操るところとおしゃべりなところは同じ。

また、組織に囚われる少年ミュータントの一人が後のサイクロップスでした。まだ能力をコントロールできず、オプティックブラストを放ちまくってました。

コスチュームは着てほしいけどウルヴァリンは良い

コスチュームを着ていないと、どうしても俳優さんの印象が前面に出すぎてしまうので抵抗がありますが、それでもウルヴァリンの強さとかっこよさ、壮絶な過去に負けずに戦う姿に感動しました。

次は『ウルヴァリン : SAMURAI』を観てみようと思います。